会社設立のデメリット

一般的に会社設立するとメリットが多いと言われますが、デメリットの部分にはあまり触れられることがありません。
確かに会社設立することによって社会的な信頼度も高まりますからビジネスの幅も広がり、事業拡大できる可能性はグッと高まるのは間違いないでしょう。

特に企業間での取引をするなら個人事業主のままでは限界があるでしょうし、企業の中には法人以外との取引をしないというところも少なくありません。
実際に会社設立した人に話を聞いてみてもこれまで相手にしてくれなかったような企業も会社設立したことによって取引ができるようになったという声がよく聞かれます。

しかしだからと言ってデメリットがないわけではなく、これは会社設立するなら必ず覚えておかなければなりませんし、デメリットを把握しておけばリスクマネージメントもしやすくなりますから、むしろメリットを知るよりも重要度が高いと言ってもいいかもしれません。
それでは会社設立で考えられるデメリットにはどんなことがあるでしょうか?

まずひとつめはメリットだったことがデメリットになってしまうという点で、たとえば冒頭でお伝えした会社設立することで信頼性が高まるというのは、あくまでも知名度が高まることで安心感を与えられるということです。
もし会社設立しても業績が振るわなかったり、何らかの不祥事を起こしてしまえばたちまちそれも話題になってしまいますから、そうすると知名度の上昇が裏目に出てしまいます。

次に税金関連でもデメリットがあって、会社設立すると必ず納めなければならないのが法人税の均等割りで、これは資本金等の金額が1,000万円以下で従業者が50人以下の企業だと年間7万円を必ず納めなければなりません。
これは黒字であっても赤字であっても金額は変わりませんので、黒字になっているときは大きなメリットになりますが、赤字になってしまうとデメリットになります。

ここは個人事業主と決定的に異なる点で、維持費として考えておかなければならない部分です。
さらに法人化すると社員を雇うときに必ず社会保険に加入させなければいけませんから、その分の負担もかかります。

社会保険に通常の人件費がプラスだれるわけなので、社員が増えれば増えるほどその負担も大きくなってしまいます。
したがって社員を雇うときにはこの点を考慮しなければいけません。

このように会社設立は必ずしもメリットばかりではなく、デメリットもあることを覚えておきましょう。