アップルは合同会社

会社設立にあたり、合同会社を選ぶこともできます。
実際にこちらを選ぶ方もおられますが、現在有名な企業の中で、合同会社を選んでいる企業はあまり多くないのは事実です。
有名な大手企業がみんな株式会社となると、本当にこちらを選んでも大丈夫か、どうしても不安がありますよね。
しかし実は一部の有名企業にも、合同会社を選んでいる会社はあります。
その1つになっているのがアップルです。

アップルはPCやスマホ、タブレットといった電子機器の主要ブランドをリリースしていることで有名ですね。
昔から一部のファンからは愛用されていたシリーズですが、最近ではライトユーザーにもその利用者が広がっています。
高い機能性や操作性、スマートなデザインが人気の秘密です。

このアップルは日本国内にも法人があるのですが、その法人が実は合同会社となっています。
こちらには代表取締役などはいませんし、この日本法人が発行している株式などもないのです。
こちらは合同会社として、出資をした方が社員となり、その方たちによって運営されているのです。

このアップルの例は、合同会社を選んでいる有名企業の一例になっています。
そして数はそれほど多くありませんが、アップル以外にも合同会社を選んだ有名企業はあります。
たとえば世界的に有名なある大手通販会社なども、日本にある法人が合同会社形式です。
このように有名企業がどこも合同会社を選んでいないわけではありません。
こちらを選ぶ方が合理的なら、株式会社ではなく合同会社を選ぶのもおすすめです。

こちらにある強みとは何でしょうか?
たとえばスピーディな運営ができることです。
株式会社の場合、正式なオーナーは株主になるため、会社の方針を決める重要な議題については、株主総会を開き、そこで承認される必要があります。

しかし合同会社に株主はいません。
株式会社でいう株主の権利を持っているのが誰かというと、合同会社の場合は社員です。
その権利を持った人がそのまま会社の社員となるのが、こちらの会社の基本ですからね。

そのため重要な議題も、株主の承認などは特に必要なく、その場にいる社員同士の話し合いで決められます。
このようなスピード感は株式会社にはないものです。
そして株主がいないため、利益の配当などに気を使う必要もありません。
その会社が得た利益をどう配分するかも、社内で比較的自由に決められます。

このような柔軟性やスピード感が、合同会社の強みです。
アップルのような有名企業からも選ばれていますから、こちらの方がいいと思えば、合同会社の設立を考えるのもおすすめです。