会社設立のメリット・デメリット

会社設立にあたってまず最初に知っておかなければならないのがどんなメリット・デメリットがあるのかという点です。
会社設立に限らず何事もどんなメリット・デメリットがあるのか分からなければうまくいきませんし、成功するためにはどちらも活かしていかなければなりません。

まずメリットから言うと、会社設立によって得られる最大のメリットは「信用」で、これは個人事業をやっているときとは決定的に違う部分だと言えるでしょう。
信用の重要性は実際に経営をしてみなければわからない部分がありますが、ビジネスをするうえで基本となるのは人と人と繋がりで、どれだけテクノロジーが発達していったとしても最終的に決めているのは人ですから信用を失ってしまうと何事もうまくいかないでしょう。

会社設立するとなぜ信用が上がるのかと言えば、会社設立するにあたって多くの資金が必要になりますし、それを使わなければ会社として成り立ちませんので取引が継続できるという確証があるからです。
もちろん稀にうまくいかない取引もあるかもしれませんが、個人事業のように不安定ではありませんのでそういった意味で信用は法人のほうが高いのです。

たとえば自分がどこかと取引する場合、個人事業をやっている人か株式会社かどちらかと取引できるとなったらおそらくほとんどの人が株式会社を選ぶと思います。
これは株式会社のほうが継続的に大きな金額の取引ができるでしょうし、事業拡大によってさらに大きな取引につながる可能性も期待できるからです。

そしてこの事業拡大ができるという点もメリットのひとつで、個人事業だとあくまでも個人での取引になりますからできることも限界がありますが、法人化すれば組織で動けますので今よりも多くの成果を得られる可能性が広がります。
次にデメリットの部分ですが、これは個人事業のときと比べると自由に動くことは難しくなりますので、自由に仕事がしたいという場合にはおすすめできません。

会社設立するといろいろなことを自分だけの判断で決めることができなくなりますし、事業拡大していけばいろいろな意見が出て来て、経営者はそれをまとめる資質も必要になります。
さらに税金面でも法人税は常に一定で毎年納めなければならないため、もし赤字経営が続いたとしても法人税の負担が減らないので苦しくなることも考えられます。

それでも所得税は利益が高くなれば負担も増しますが、法人税は一定なのでこの点はメリットもあります。